2014年7月30日水曜日

まち歩き物件探索ワークショップ



7月26日(土)に行われたまち歩き物件探索ワークショプに参加してきました。


まち歩き物件探索ワークショップとは
山形のまちなかに眠る魅力的な空き物件をどう使うか可能性を探りながら歩くものです。
また、この中から9月に行われる「山形リノベーションスクール」の
対象物件の絞り込みもしていきます。


活動の様子を紹介していきたいと思います


この日はとにかく暑かった!

今年の夏1番の暑さになるかもしれないと
馬場正尊教授もおっしゃっていました。

そんな中、たくさんの方が集まってくれました。



az七日町4F受付の様子


私は山形にきてまだ4ヶ月ですが
山形には何か新しいことを始めてみたい!という
やる気のある方が多いように感じます。


最初に訪れたのはaz七日町3F
ここは1フロアの半分ががらっと空いていました。
この広いスペースをなにか利用できたらおもしろそうですね。


説明を受けています

次はカメリアコートへ
ここは鉄筋コンクリートと電線がむき出しの状態でした。
以前は飲食店が入っていたそうです。

外観はこんな感じ

電線が…

入り口にはいい光が射し込みます

次はナナビーンズへ
ここは1Fと2Fが空き物件になっていました。


洋傘のスズキが目印

以前に洋傘のお店が入っていたらしく
傘を飾れる内装になっていておもしろかったです!
お店にした場合、そのまま商品を飾るためにも使えそうだし
シェアハウスにした場合、玄関ボックスとして利用できそうだな
と思いながら見ていました。


おもしろい内装です

開けてみました


2F


次は長屋へ
新しい建物に挟まれてこの建物だけ時が止まっているようでした。


建物の雰囲気が素敵です



中へ入ってみると


カウンター席になっていました

ここは前に何をやっていたんだろうね?
寿司かな、そばかな
それにしてもカウンターの高さが微妙だね
立ち食いそばかな?

そんな会話が聞こえてきました。


庭はわりと綺麗でした


2F 畳は落ち着きますね

2Fは歩くと揺れる感じがしました。




次はミツマスビルへ

ここはミツマススーパーの事務所が入っていたそうで、
誰もが驚いた物件NO.1でしょう

何十年も前の雰囲気がそのまま残っていました。

物を寄せることができたらかなり広い物件です。


ほこりをかぶる椅子と物

積み上げられた箱

古いポスターにテーブルの上にはスプーン

3F ほこりがすごかった




最後は山形まなび館へ


行ってみると東北mtSCHOOLが開催されていました!


かわいいマスキングテープ柄の車

かわいいフライヤー

小学校の椅子が!

椅子がマスキングテープでかわいらしくコラージュされていました。
また、普段目にしないようなサイズと柄の
マスキングテープがたくさんあって素敵でした。

7月30日(水)まで 山形まなび館
8月2日(土)ー8月17日(日) 福島 びっき空cafe
8月20日(水)ー9月2日(火) 宮城 ビルド・ブルーガスで開催されています。

子供も楽しめるワークショップもあります!
興味のある方はぜひ夏休みを利用して足を運んでみてはいかかでしょうか?




そして最後の最後に参加者の皆さんと
いくつかのグループに分かれて物件探索振り返りワークショップを行いました。
1日物件を見て、まちを歩いて感じたこと気づいたことを
自由にポストイットに書いて貼って話し合いました。

私がその中で印象に残っていた意見が

山形には音楽を楽しめる場が少ないように感じる
まちなかは遊ぶというより買い物というイメージが強かった

というものです。私も音楽が好きです。
たしかに、山形市にはライブハウスが少ないように感じました。
もっと音楽を楽しめる場を発見して行きたいし、
そういう場が増えていくといいなと思いました。

他にもたくさんの意見・感想があり、
あの建物をこんな風に利用できたらいいんじゃないかと
いうような具体案も出てきました。

実際に自分の目で見て、自分の足で歩くことで
山形のまちなかの新しい一面が見えたように思います。


そして、今回の物件探索ワークショップは
9月26日(金)ー28日(日)の3日間に行われる
「山形リノベーションスクール」につながっています。
新しいことを始めたい!お店、活動、ギャラリーなどを始めてみたい!
はっきりしたイメージがなくてもかまいません。
気軽にご参加ください。

まちなかについて一緒に考えてみませんか?

お待ちしています!


【住所】

アズ七日町

〒990-0042 山形県山形市七日町1丁目2−39

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カメリアコート

〒990-0042 山形県山形市旅篭町2丁目2−25

カメリアコート

〒990-0042 山形県山形市旅篭町2丁目2−25

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NANA・BEANS管理事務所

〒990-0042 山形県山形市七日町2丁目7−10

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セブン−イレブン山形七日町2丁目店(ミツマスビル)

〒990-0042 山形県山形市七日町2丁目7−1


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山形まなび館

〒990-0043 山形県山形市本町1丁目5−19


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(文・写真 佐藤優)

2014年7月20日日曜日

山形の山の現状



山形といえば山! その名の通り山が多い!

でもその山。皆さんは何に使われているか知っていますか?

実は使われていないんです!

昔は薪などに使われ、多くの木が利用されていました
しかし現在では使われなくなり山は放置されています



そんな中、東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科の三浦秀一教授から
放置されている山の木を使おうということで
7月13日に山形県新庄市で間伐があったので同行させていただきました


しかしその日はあいにくの雨・・・
土砂降りの中での作業となりました


間伐といっても実際に僕たちが間伐をするのではなく
そこはプロの人に任せて、今回はその間伐された木を薪にするとのことでした


そして僕たちは薪を入れるための薪棚をつくる作業をしました



まずは薪棚をつくるための木を伐採します


伐採した木を2m程の長さに切り分けてハンマーで地面に打ち込んでいきます



これが結構つらい・・・


それを繰り返し薪棚の骨組みが完成



木と木をロープでしっかりと固定します



この作業とは別に間伐した木を割って薪をつくります



薪割りは機械で行います



そして割った薪をリレーで薪棚へ・・・




握力が鍛えられます



薪を入れ終わったら、薪が雨でぬれないようビニールシートを被せて完成!




薪棚完成!



やってみての感想は・・・とにかく疲れました
何より木が重い! (次の日筋肉痛になったのは言うまでもありません)


今回間伐に参加してわかったことは
山は放置されており、そこには多くの資源があるということです
間伐を行い、山の手入れをすることで山は生き返り若返っていきます
山形の豊富な山、資源を使わない手はありません!



山形県は薪ストーブに力を入れている県のひとつで
薪ストーブを購入する際に最大10万円の補助金が支給されます
山形県内でも薪ストーブのお宅が増えているだとか・・・
(ちなみに補助金をもらうには県に申請しなければいけません!)



今回参加させてもらった新庄里山薪倶楽部
間近で伐採を見たり、実際に薪棚をつくるなど貴重な体験をさせていただきました
今後も参加していきたいと思います!


今回声をかけてくださった三浦教授、また新庄里山薪倶楽部のみなさま
ありがとうございました!


新庄里山薪倶楽部


場所:新庄市金沢山



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(文:佐藤 大地  写真:佐藤 大地 三浦 秀一教授)

2014年7月13日日曜日

山形発B級グルメ、冷やしラーメン



いよいよ夏も本格化しムシムシジメジメと暑い季節に突入しようとしています



そんな暑さも吹き飛ばす山形が発祥の地と言われているB級グルメ…


冷やしラーメンを食べて暑い夏を乗り切りましょう!




お手軽な作り方としてはめんつゆやラーメンのスープを冷やしたものと食べるそうですが…


今回は少し凝ってスープも自分で作ってみようと思います!



前に蕎麦屋さんで食べたことのある冷やしラーメンはお酢がきいていてさっぱりしていたのでその味を目指そうと思います




~材料~

 水 500ml

 鶏がらスープ 小さじ一杯

 酒 大さじ二杯~三杯

 オイスターソース 小さじ一杯

 醤油 小さじ二杯

 塩 少々

 みりん 小さじ一杯

 酢 小さじ2~3杯(すっぱいのが嫌な人は少なめでも可)

 砂糖 小さじ一杯(下の写真ではスティックシュガーですがふつうのもので大丈夫です)

 ごま油 小さじ一杯


 
スープの材料達




上記の材料でスープは完成です!



お好みで酢や醤油などの量を調節するともっと美味しいものが出来上がるかもしれません



だいたいこんなかんじになると思います





あとは麺をゆでるだけです


スーパーなどで売っているちぢれ麺がおすすめです


茹でたら麺を水、もしくは氷水でさっとすすぎます






最後にお皿に盛りつけて完成です!



なんとなく涼しげですね


お皿の都合上つけ麺風になっていますが通常であれば普通のラーメンのように食べます


スープに氷を入れると冷えてさらにいいかと思います!




気になる味は…


酢がアクセントになっているのと氷でスープが冷えていて


とてもさっぱりしていて美味しかったです!


ちなみにお店の味とはかなり違いました…


やはりお店の味の再現は難しいですね


なんだか悔しいのでいつかリベンジしたいなと思います





ちなみに今回具はもやしのみですが


きくらげやネギなどとも相性が良いので色々試してみてください!


もちろんメンマやチャーシューなどとも合います





みなさんも冷やしラーメンで暑い山形の夏を乗り切ってみませんか?



(写真、文 名和隆介)


2014年7月6日日曜日

山形のルビー


6,7月の山形の代表的な名物といえば・・・さくらんぼですよね!



この季節になると山形の人達は日本中の親戚にさくらんぼを送る用意をします。

でも山形県民の大体の家庭ではさくらんぼは買うものではなくおすそわけとしていただいているそうです。



ということで、この機会を逃すまいと山形の毎年の一大イベントであるさくらんぼ狩りを体験してみました。


今回は知り合いの早坂さくらんぼ園にお世話になります!


さっそく訪ねてみたらこれから全国に送るさくらんぼの箱詰め作業をしているところでした。



一粒一粒厳選中・・・
                                

まるで宝石箱のよう!

  こちらは送る前の中身です!


うーん、おいしそうっ!


これが全国に旅立っていくのですね


ではさっそくさくらんぼ農園に向かいます!


そこには・・・






さくらんぼの木がたくさん!!




一本の木に一体何粒ついているのだろうか・・・




試しに一粒プチッと

真っ赤できれいですね

食べてみると、とても甘くてプチッとした歯ごたえがあり酸味もいい具合に効いていて


とってもおいしいです!!


ちなみに食べているのはさくらんぼの中のさくらんぼである有名な佐藤錦です。



高いところのほうが甘いので梯子に登りながら食べます


そして・・・・・




30分くらい食べ続けたら、もうお腹がいっぱいになってしまいました~




カップの半分くらいで限界でした


終わったら農園のオーナーである早坂さんにお礼をいい、帰ろうとしたところ・・・


お土産にたくさんのべにさやかという黒いさくらんぼをいただきました!!





家に帰ってすぐさくらんぼジャムにしてみました


身が少し残っていていい感じ


アイスにかけてさくらんぼを添えておいしくいただきました!



早坂さんありがとうございました!!



【住所】  早坂さくらんぼ園
999-3213 山形県上山市須田板773

【TEL・FAX】 




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【文・写真 遠藤保乃香】