2016年5月29日日曜日

毎日を、手作りしてみませんか?


突然ですがみなさん、手作りしてますか?

買えばなんでも揃ってしまう今、自分で物を作る機会はあまりないかも知れませんね。
そこで今回は手作りスポットを紹介したいと思います!

舟形町にある 舟形焼 わかあゆ 薫風窯
東北芸術工科大学で洋画を勉強していたという金 寛美さんが陶芸教室を開いています。

看板も手作り!




































大学を卒業して陶芸を始めたという金さん。
きっかけを聞くと、「やりたかったから」とのこと。
制作活動をしながら教室を開いています。

工房には金さんの作品がたくさん。
どれも素敵です。

コップやお皿、お茶碗も。


球体が連なったランプ。
素敵です。


























さていよいよ、手づくり開始です。

ろくろを使って作ります!





そして…


完成。これが…


こうなります!
左は余った土で作ったぐい飲み。





































楽しくなきゃやってる意味がない」

そういう金さんの教室は本当に、楽しい。
もはや器を作ることが目的でなく、一緒にお話しして、土を触って、コーヒーを飲んで
そんな風にゆったりとした空気を楽しんでしまいます。

普通は2時間ほどで終わる教室ですが、たくさんお話をさせていただいて


いつの間にか4時間ほど滞在してしまいました…。


















「大量生産、大量消費の社会は終わると思っていて、だから陶芸教室をしようと思った」
という金さん。たくさんなくても、一つでも、自分の作ったもので生活をするのはとても贅沢です。

金さんの言葉には、豊かな時間を手作りするヒントが散りばめられていた気がします。





何かモノを作ることだけが、手作りではないのかもしれません。
例えば花を部屋に飾る。楽器を弾いてみる。友達と食事に行く。
そんなゆったりとした時間をとって、楽しい毎日を手作りしてみてはいかがでしょうか。




今回紹介した薫風窯さんは
6月25日、26日に東北芸術工科大学で開催される芸工大卒業生マルシェに出店します。
ぜひ金さんの素敵な作品を見てみてください!
マルシェの詳細はこちらから。




(文・写真 芳賀耕介)



舟形焼 わかあゆ 薫風窯




住所 〒999-4605 山形県最上郡舟形町長沢 8067
電話 0233-32-0660
定休 毎週月曜日・第3日曜日

ブログ        ▶︎http://ameblo.jp/noahnoah03/

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2016年5月24日火曜日

夕暮凉みとレコード屋さん





こんにちは、だんだん日中の太陽が夏の日差しに変わってきています。
夕方の時間が涼しく過ごしやすい時期になってたので、僕も夕方に十日町までやってきました。





今回紹介するお店は、気さくな店主のいるレコード屋さん「BiscuitRecords」
さっそく行ってみます。























入り口には赤緑青紫…とライトアップされたロゴマーク。





















1階は別店舗のバーが入っており、
入ってすぐの階段を上がるとBiscuit Recordsへ。

























外にいる時は気がつかなかった店内BGMが階段下でお出迎えしてくれます。
う〜ん、二階はどうなっているんだろう?と、足が魅かれるまま店内へ…






















階段上すぐ左手に曲がると、さっそくCDにレコードが!
…と思いさらに店内の奥の方に目をむけると…





















さらに大量のレコードが!!






このBiscuit Recordsでは、店主の齋藤さんがセレクトしたレコードが置いてあります。ブラックミュージックを軸に、ヒップホップ、ディスコ、ソウル、ジャズなど、幅広く取り揃えていました。
他にも最新のミュージックなどもあるので是非来て!とのこと。























一つ一つに丁寧にコメントが書かれているので、レコード初心者でも安心。






















音楽が好きだという熱が伝わってきますね!

























奥の方に行くと、レコードが試聴できる場所も。
齋藤さんは「聞いてからの購入でも大丈夫ですよ!」とかっこよく一言。








齋藤さんは音楽活動と地元山形の活性化をさせようとしており、
レコードの他にも山形のアーティストが作成した、自主音源、CD、Tシャツ、DVD、ハンドメイドのものなども置いているようです。








さらにBiscuit Recordsには飲食のできるブースもあり、夜はお酒も出しているとか。
メニューはただいま作成中だが、パスタなどのイタリア料理を本場の味で提供していくそうです。
齋藤さん曰く、「夜は人が多いので、昼時辺りがねらい目かも」と。





















窓が入り口のバルコニーがあり、
外でゆっくりできるスペースもあります。



















廃材を利用して作ったカウンター。
アンティークで落ち着いた雰囲気になっています。












実はこのカウンターの中にはターンテーブルがあり、イベント時などは齋藤さんがDJとして活躍している模様。ちなみに来月の毎週末はイベントを開く予定のようです。

















ん〜、イベントをしている時に来てみたくなりますね!









そういえば、レコード陳列棚の上にある「Biscuit Records」と書かれた木製ロゴマーク。実は芸術工科大の生徒がレーザーカットして作ったのだとか。




















最後に齋藤さんから、「学生にはもっと街にでてきてほしいなぁ。あ、あと将棋強い人も募集中だよ!」とのこと。







どうですか?音楽と地元を愛する店主のいるレコード屋さんに行って夕涼みをしてみるのは。
恋愛相談にも乗るという事らしいので、ぜひ、ふらっと寄ってみては?





















夕暮れの十日町、Biscuit Records前より。









『BiscuitRecords』
営業時間 12:00 〜 23:00
 定休日 火曜日
  住所 〒990-0031 山形県山形市十日町4丁目3−14
  TEL 023-600-4746
webサイト  http://www.biscuitrecords.jp(オンラインショップ)
Facebook https://www.facebook.com/BiscuitRecords
 Twitter https://twitter.com/biscuitrecords





(文・写真: 秋山 新作)


2016年5月16日月曜日

まちなか、貸します。 ”ORAI project”


ゴールデンウィークも明け、町中に緑が生い茂る季節になりました。
気温も徐々に上がって夏の足音を感じる今日この頃。

大きなイベントも終わり、少し落ち着きを取り戻した昼下がりの街中を何気なく歩いていたら
向こうに忽然と現れた、不思議な小屋が目に入った。



ちょっと近づいて見てみましょう・・・


交差点の角に透明な小屋が!























これは何でしょうか?どこかの事務所?


入口のドアに"ORAI project"と書かれたポスターを発見!


「まちなか 貸します」





















詳しくお話を聞くため、責任者の方に連絡をしてみたところ

なんと偶然!
オーナーさんがたまたま近くのペットショップの方で直接お話を聞けることになりました。



お話によると、この建物は "ORAI " (おらい)と呼ばれ
ちょうど済生館病院の裏の交差点に目立つように建っており、
道路拡張をする前に空いたスペースを使って、チャレンジショップを開きたい人のための
場所を提供しようと、芸工大とまちづくり委員会の方が共同で進めた計画で
去年の10月下旬に始められたそうです。



ORAI projectのコンセプトは
「賑やかさやコミュニティの創造などのために、山形市コミュニティファンド事業を活用し、
村山総合支庁や山形市と協働して、誰でも使用できる発信・創造の場となる
無料イベントスペース」

と、いうことで。


大騒ぎしない!問題を起こさない!小屋の中は暑くなるけど平気!


以上の注意(?)事項を守ると約束してくださる方なら
どなたでも使用OKなんです!







実際に中はどんな感じなのか、見学せていただけました。

広さは8帖ほどで、インフラは水も電気も通っていませんが
中には発電機があり、太陽光で発電されるため、一晩くらいなら余裕で持つそうです!


部屋の隅にちっちゃい発電機
























今までに一般の方が鍋をしたり、映画鑑賞やシェアオフィスとして使用。
芸工大の学生も、ハロウィンでの個人出店やキャンドルイベントなどでよく利用しているそうです。





中の設備は自由に使用可能です!





スクリーンがあるため、プロジェクターさえ用意してもらえば
どなたでも映画が見れます。






































透明なビニールトタンの外壁に、全て斜めの柱って面白い!















また、この建物は道路の工事が開始次第、別の場所に移動するそうです。
以上、ORAIについて沢山お話を聞かせてもらいましたが、



最後に、今後の山形市はどのような街になって欲しいかインタビューさせて頂きました。

現在、駅前の大通りを増やすため、道路の拡張工事がどんどん増え、
住宅地も一層増えて行くことになると思われる。
すると、昔からある細い路地や建物が無くなってしまう。

空き物件やテナント募集の建物も町に増えている中もっと私たち学生が
まちに根付くような、学生のための賃貸やお店をもっと増やしていけたらいいと、

そのためにも、ぜひこのORAIも利用してもらいたい。
と、アドバイスと共に語ってくれました。



地域の方々と一緒にまちづくりに関わる第一歩として、
レンタルハウスORAI、ご利用してみてはいかがですか?


こちらORAIプロジェクトのfacebookのURLです。
https://www.facebook.com/Orai-Project-182582708746107/




(文・写真  鈴木千慧)



2016年5月9日月曜日

山形、初夏のイベント

山形には植木市というイベントがあるらしい。
初めて聞いたとき『木を売るイベント?どんな雰囲気?』ととても気になりました。
今年ついに植木市に行ってみました。




植木市と聞いてやっぱりおじいちゃん、おばあちゃんのような高齢の方
が多いのかと思っていました。
開催場所に行くと若い世代の方がたくさん。
とても活気にあふれていました。



カップルや家族連れの姿が

道を歩くと出店がたくさんいい匂いと活気のいい声でそそられました。


若い人はこれが目的かもしれませんね。



たい焼き屋さんが多め



しばらく歩くと歌声が聞こえてきました。
歩行者天国がノリノリリズムで明るくなっていました。



後ろの人も歌っているのかな?


芸工大生のお店も発見。



後ろ荒木夏美さん富谷咲希さん
前小出和さん高橋麻実さん(植木市特別参加) 濱田渓奈さん(不在)

古着にスパイスを加えて新たな価値を加えるというコンセプトのチーム。

可愛い古着と手作りアクセサリーがたくさんありました。






オススメは高橋さん手作りのアクセサリー。リーズナブルな価格で学生にも優しい。








服でのおすすめはワンピース。某モデルさんも着用していてかわいい。
出店してみて大学生がお客さんで得積んで多いかなとおもっていたが、幅広い年齢層の方に来ていただいてるそうです。明日までお店をやっているそうです。





そして、やはり植木市、植物がたくさん。綺麗な花が街を彩ります。

植木市は由来について確かなことは不明ですが、山形城主の最上義光時代に大火があり、町内の緑樹が減ってしまったために緑化奨励として付近の農民達に呼びかけ開かせたのが始まりと伝えられています。 

街に緑を増やしたいという願いが込められた催しってとても素敵だなーと思いつつきれいな花を眺めていました。



造園相談も開催中。
どんな庭にするのか想像しながら木を買っていくのですね。
後ろの立派な松も売り物




こんな大きな木もありました。

人の背丈をこえてとても立派。

友人と「こんな大きいの買ったらもって帰らなきゃないの?」と考えたら
「流石に植えに届けに行くよ」と店員さんも笑っていました。




こんなに大きな木々準備がさぞかし大変だろうかと思ってお店の方にきいてきました。
大きな木は山から機械を使いとって、2年程度根を張らせる準備をしてから売るそうです。
あるブースで4人で準備に2日間かかったそうです。



植木市は明日、明後日
六日町周辺で開催中です。
是非足を運んで賑やかな雰囲気を楽しんでください



地図は胡椒古着の店の場所になります。
(文・写真=茄子川彩佳)


2016年5月2日月曜日

みなさんはGWどちらへ…?







今年のGWはどのようにお過ごしですか?
最大でも10連休ができるみたいで
遠出する方もたくさんいることかと
思います






私は実家に帰って家族と、
そして地元の友人達との約束で
GWの予定が埋まり楽しみでたまりません





そこで実家に帰る1週間前に
父・母・弟が山形観光ということで
遊びに来てくれました





父の友人の勧めで
“白鷹町”の『白鷹ヤナ公園』と言う
道の駅に家族で行きました





鮎料理が食べられるレストラン「あゆ茶屋」





私たちが行った頃は
綺麗な桜が咲いていました





生憎の雨でも綺麗に咲く桜





日本一のヤナ場という事で
魚が大好きな私たち姉弟は
即、鮎焼きを買って食べました
肝も入っていて大人の味でした!





父・母は豆腐田楽を…。





こどもの日に向けて鯉のぼりが泳いで…なかったです(無風の為)





白鷹町のヤナ場とは?


…水深が浅く流れがあり、
適切な水温と清らかな水質で
川底の石に藻類が生えやすい
最良の環境で
8月下旬から9月頃に
最盛期を迎えるようです





そしてGW中にはこんなお祭りが!


個人的に山菜汁も飲んでみたいですね



私たちが行った時は生憎の雨という
天候不良でしたが
ヤナ場のすごさと鮎の美味しさで
雨のことなんて
すっかり忘れることができました


 今回私が紹介した
レストランとヤナ場以外にも
『あゆとぴあ』と言う物産館があり
そこには鮎のお土産用の品や
工芸品など地元特産の名品が
数多く取り揃えられていました
そちらにも
ぜひ一度足を運んでみてください!




(文・写真 武山奈月)