2017年6月25日日曜日

第28話 時々、マルシェ



梅雨入りして蒸し暑い日が続いて、
なんだかやる気が起きない、、、。

でも、月に一度の楽しみがあると
頑張れるってこと、ありますよね?

今回はそんなご褒美みたいな
元気の出るイベントを紹介したいと思います!




ハンドメイドに注目が集まっている現代、
ですが、商品のやり取りは買ったり、売ったりで終わりがち。


ここではちょっと違います。


ハンドメイドには、作り手の特別な想いがある。
そんな手作りされたものを通して人と人が触れ合う場所。

その名も”kitokitoマルシェ”











































このマルシェは2011年から始まり、会場は山形県
新庄市十日町の新庄エコロジーガーデン側の広場。
青々とした芝生と木々に囲まれた穏やかなナチュラルガーデンと
昭和初期の擬洋風の建物のマッチングが魅力の空間です。



こだわりのカフェやオーガニックハンドメイトのブースが並び、
モノづくりワークショップは親子連れで楽しめ、


今月は肉フェスと言うことで
お肉メニューメインの店が並び、
昼間は長蛇の列が後を絶ちません!




「こちら馬肉の煮込みハンバーグになりま~す」























ワークショップでは、東北芸術工科大学の建築環境デザイン学科の
学生も参加していて、新庄市の間伐材を使ったカトラリーの
製作体験も行っています。



皆さんお肉を求めて並んでいます、、、!











































来月の7月はクラフト&フリーマーケットフェスを開催します。
古道具、アンティークグッズのが好きな方は必見!
ワークショップイベントはスツール作りや陶芸もやりますよ~




雪国で有名な新庄市は、夏も気温が低く、
猛暑の夏には避暑地にぴったり!

皆さんも是非クリエイティブな一夏を!


____________________________

住所:山形県新庄市十日町6000-1
日時:5月から11月の第3日曜日
時間: AM11:00~PM15:00
HP :「kitokitoマルシェ」
   https://kito-kito.tumblr.com/


(文・写真 鈴木千慧)







2017年6月18日日曜日

第27話 通りと緑と新感覚

暑いのか、寒いのか
まだまだ私たちを翻弄するこの季節

野菜や生姜で
熱中症対策しませんか?




ここすずらん通りには電線がなく
背丈の揃った建物がずらりと並んでいる。

今となっては静かになってしまった通りに
一際目立つ不思議な店がありました。

ファサード
















緑が店から溢れいる。

中の様子は一切見えないが、
特徴的な外観に圧倒されます。


恐る恐る入店。


店内1
















店内2
















高い天井
















素敵なチョークアートが目を惹く。
高い天井で広々しているが、
閉鎖された空間です。
バーのようなカウンター席や、
隠れ部屋もあり、
プライベートを楽しむには良い空間。


店名は「ROBINSON」

創作メキシカン料理を出すお店。
生姜がこの店の特徴です。


チリコンカンタコス

メキシカンナチョス















エビのプランチャ

































あるときは刺激的な味をし、
あるときは食欲を引き立てる香りをだし、
そしてあるときは甘味を引き立てる。

料理によって様々な違いが感じられます。



ROBINSONハイボール
生姜がとても合い悔しいくらい
おいしかったです。


ぜひ気になる方は自ら足を運んで、
その味を確かめてみてください。



楽しい感覚と出会えるかもしれません。


(文・写真 追沼翼)


2017年6月5日月曜日

第26話 非日常感




なんだか、ここはいい意味で違うな。
そう感じるスポットみなさんもきっとあると思います。




今回はそんな場所を紹介します。
山形市からちょっと足を伸ばした、白鷹町。




木の合間をぐんぐんと進むと森の中に
どっしりと構えた建物が待ち受けています。







ここは「瑞龍院」と言う、1453年、伊達持宗の創建された寺です。



この日が天気が少し悪かったので薄暗く、
それが逆にこの建物の威厳さをを際立てます。








少し周りを見渡すとパッと目をひく朱色の鳥居。






近づくとその迫力がさらに
感じられます。














鳥居の奥には、勅使門。
勅使門は、天皇や勅使と呼ばれる天皇の指示や
意思を天皇の代わりに伝える役目を持つ人のみが通ることのできる門。




ごつごつとした岩がなんとも言えない無骨さを醸し出してます。













奥に進むと立派な観音堂。







細部の作りまで見事な建物。
ぜひ、じっくり間近で見ていただきたい美しさです。





屋根の上に龍が乗って私たちを見下ろしています。
ちょっとドキッとしてしまいます。












人口的ではない池を発見。
思わず覗き込みたくなりました。





池の周りには綺麗な椿?
この瑞龍院は、朱色と緑と茶のコントラストが
非常に素晴らしいです。






これは屋根の一部?




とても大きく驚きました。
大きさがこの寺の威厳を表しているように思えます。







一般の住宅なのでお写真を載せられなかったのですが、
茅葺屋根や生垣、蔵などが瑞龍院参道に立ち並んでいます。
思わず声が出てしまうぐらいの美しい景観です。












瑞龍院は木々に囲まれたとても静かな場所です。
日常とはかけ離れた、世界観を体感しに
一度足を運んで見てはいかかでしょう?









(文・写真茄子川彩佳)