2017年6月5日月曜日

第26話 非日常感




なんだか、ここはいい意味で違うな。
そう感じるスポットみなさんもきっとあると思います。




今回はそんな場所を紹介します。
山形市からちょっと足を伸ばした、白鷹町。




木の合間をぐんぐんと進むと森の中に
どっしりと構えた建物が待ち受けています。







ここは「瑞龍院」と言う、1453年、伊達持宗の創建された寺です。



この日が天気が少し悪かったので薄暗く、
それが逆にこの建物の威厳さをを際立てます。








少し周りを見渡すとパッと目をひく朱色の鳥居。






近づくとその迫力がさらに
感じられます。














鳥居の奥には、勅使門。
勅使門は、天皇や勅使と呼ばれる天皇の指示や
意思を天皇の代わりに伝える役目を持つ人のみが通ることのできる門。




ごつごつとした岩がなんとも言えない無骨さを醸し出してます。













奥に進むと立派な観音堂。







細部の作りまで見事な建物。
ぜひ、じっくり間近で見ていただきたい美しさです。





屋根の上に龍が乗って私たちを見下ろしています。
ちょっとドキッとしてしまいます。












人口的ではない池を発見。
思わず覗き込みたくなりました。





池の周りには綺麗な椿?
この瑞龍院は、朱色と緑と茶のコントラストが
非常に素晴らしいです。






これは屋根の一部?




とても大きく驚きました。
大きさがこの寺の威厳を表しているように思えます。







一般の住宅なのでお写真を載せられなかったのですが、
茅葺屋根や生垣、蔵などが瑞龍院参道に立ち並んでいます。
思わず声が出てしまうぐらいの美しい景観です。












瑞龍院は木々に囲まれたとても静かな場所です。
日常とはかけ離れた、世界観を体感しに
一度足を運んで見てはいかかでしょう?









(文・写真茄子川彩佳)


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