2020年1月9日木曜日

第74話 真剣な「遊びの場」

あけましておめでとうございます。
今年も山形R不動産を宜しくお願い致します!

さて、年の初め向かったのは山形市七日町、文翔館の向かいの通りにある
「class studio」さんです。






















ここ、元々は学習塾でした。


「第2回リノベーションスクール山形」で対象となっていた物件で、
オーナーの片桐さんは「学びの場」として建物の用途を受け継ぎます。




今は写真スタジオやイベント用の貸しスペースとして生まれ変わりました。




アイランドキッチンは料理系のイベントができるように広く、
料理器具なども揃っています。






















キッチンの反対側は大きな開口があり、
文翔館を見渡すことができ、とても気持ちがいいです。


自然光と風が入り、ビルにいることを忘れるほどの開放感があります。




class studio でこれまで行われたイベントは、


詩人の和合亮一さんとの詩のワークショップ「詩ノ箱」や
コウモリランの板付けワークショップ「きくかわ制作教室」、
山形の農家さんやお店の食材を使った「朝食会」、
Atelier Momo さんの花育ワークショップ、
編み物をしながらヘッドホンでバンド演奏やAIのDJを聴く「編みロックフェス」などのカオスなイベントなど、

魅力的なものがたくさん!

アイドルのライブ映像が見たい!
スポーツ観戦をしたい!という個人的な願いも叶えているようです!


また参加メンバーの情報を一切公表しない、「美食倶楽部」というミステリアスながらも惹かれてしまう企画も展開しています。

利用料金(税抜価格)は、
・個人利用(15人以下) ¥3000/1h
・個人利用(16人以上) ¥5000/1h
・ビジネス利用 ¥5000/1h
・撮影機材フルレンタル利用 ¥10000/1h
となっています。(事前予約制、休前日17時以降、土日祝日は20%割増料金)

そんな挑戦的な活動を日々行っている class studio さんですが、その活動にはオーナーの片桐さんの熱い想いがありました。






















片桐さんは、
「今の人たちには真剣に『遊ぶ』ということが少なくなっているように感じる。提供されて満足するような『受け身の遊び』ではなく、『自分からやりたい』という人たちの実践の場となってほしい。」
そんな思いで class studio を運営しているそうです。

そんな想いがこのスタジオという建築の形の中で、イベントやワークショップなどの形のない形で使われていることで実現しているなと思います。

僕もこの場を借りて何かやって見たいと思います!
今後の活動も楽しみです!


(文・写真 櫛田海斗)


Class studio

住所:〒990-0042 山形県山形市七日町3丁目5−18 工藤ビル 4F
営業時間:9:00〜22:00
定休日:なし
facebook:https://www.facebook.com/classstudio73518/











2019年12月11日水曜日

第73話 冬の贈り物に



山形もすっかり寒くなり、霜が降りる時期になりました。

冬は空気がとても澄んでいるので、私は好きですね。




今回、私は大学のすぐ近くに気になるお店を見つけました。

ちょうどお昼から時間があったので、学校帰りに行ってみることに。

「open」の看板を頼りに中に入ると…




住宅街の中にポツリ

























可愛らしい装飾と柿の木がお出迎えする、素敵な空間がありました。

お店の名前は『工房nerori』さん。

アクセサリーの工房とショップということで、さっそく店内に。




暖炉の火が暖かい

























暖炉の温もりが感じられる、素朴でオシャレな空間でした。

店内には天然石や真鍮、古ボタンが素材のアクセサリーがずらり。

イヤリング・ピアス・バングルなど……

どの作品からも、手作りの暖かみを存分に感じられました。




真鍮のイヤリングとピアス

























気になることがたくさんあり、お店の方にお話を伺いました。

お店は始めて10年経つそうで、元々は家畜小屋だった場所をリノベーション。

その後、10年の間に店舗がアップグレードされ、今の形に。

外にある小屋やデッキは、後から作ったり、持ってきたりしたようです。




お店の中でお話をしていると、


「今、隣にお菓子屋さんが来てますよ」


と、教えてくださいました。これにはびっくり。

しかも、数畳ほどの可愛らしい小屋の中にお店があったのです。




お店のサイズが可愛らしい
























Mery Mery Biscuits  ¥290























お店を構えていたのは、『sweets kitchen MOCO-CHOCO』さん。

焼き菓子やロールケーキなどの生菓子もあるようです。

工房neroriさんには、日・月曜日にいらっしゃるみたい。

どれもおいしそうで、何を食べようか迷っていしまいました。




自分へのご褒美に。

























大学の近くに、こんなに素敵なお店があるなんて驚きました。

近いうちにまた寄りたいなと思っています。




また、工房neroriさんでは、アクセサリーの福袋の予約を行なっているようです。


・ピアスセット ¥ 2,000
 ガラス、樹脂、天然石、古ボタン など
 ピアス or イヤリング ×3セット

・天然石のピアスセット ¥ 3,000
 天然石、真鍮 など
 ピアス or イヤリング ×3セット

・リングセット ¥ 5,000
 天然石のピアス or イヤリング ×2セット
 真鍮 / 銀のリング ×1本


詳細は店頭でご確認ください。

もうそろそろ来るクリスマスに、自分へのご褒美に…

皆さんもいかがでしょうか?

きっと、楽しい冬を過ごすための準備ができますよ。




(文・写真 小野葉月)


工房nerori

住所:山形県山形市上桜田4丁目3-29
電話番号:080-6024-5930
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火・水・木曜日
Instagram:https://www.instagram.com/nerori_miwashibata/?hl=ja

※sweets kitchen MOCO-CHOCOは日・月曜日に営業。


2019年11月23日土曜日

第72話 生まれ変わったの美容室

今年もあと残り一ヶ月になろうとしています。

私事ではありますが、来年になるとすぐ人生で一度きりの成人式。

未熟ではありますがもうすぐ大人の仲間入りです。






そんな私が今回訪れたのは、山形市小白川町にある美容室

『RILO』さんです。


お洒落な看板が目を引く

























色の落ちてしまった髪色を染め直そうと思い、

ネット予約をして来てみました。




シンプルでコンパクトな印象

























向かいにはヤマザワがあり、周りは住宅が多い場所にポツンとある。

このシンプルな佇まいが私はたまらない。


早速中に入ると…



newヘアースタイルが楽しみ♪
























これまた統一感のある内装になっている。




お話を伺うと実はこのお店、元中華料理屋。



美容室自体は二年前にオープンしたのだが、

その一年ほど前から使われていなかった元中華料理屋の物件を

可能な範囲で自分たちで解体。



もちろん完成に至るまで、プロの方に手を貸していただいたが

内装のデザインは美容室のオーナーさんが行ったそうです。




全て白で統一

目線の高さまで抜かれた壁












































店舗自体広いわけではなかったので、

狭く感じさせないように

天井を取っ払ったり、壁を一部抜いたりしている。





今回バイト先での髪色事情と、成人式を控えていることをお話ししたところ

とても親身に相談ににってくれ

お店の方も素敵な方でした。


ブリーチした部分と伸びた髪の部分とで

層になってしまっていたところを

それぞれ別な色を入れ、目立たなくした仕上がりに。


綺麗に染めていただきました◎























一月の成人式でちょうど良い具合に

色落ちしている計算です。笑





また行きたい!























お値段はカットとカラーで7700円。

高すぎないので学生でも利用できます。




皆さんも素敵なヘアスタイルにしてもらうのはいかがですか?




(文・写真 長谷川ののか)


店名:RILO hair design
電話:023-665-5544
住所:〒990-0021 山形市小白川町5-2-11
営業時間:平日9:30〜18:30  土日祝9:00〜18:00
定休日:火曜・第3水曜日



2019年7月30日火曜日

第71話 あっつい日のつったい麺

蒸し暑い日が続く中、いかがお過ごしでしょうか。大雨が降り、雷が鳴ったと思えば何事もなかったかのように晴れだしたりと、天気も忙しい毎日が続いております。

そんな天気に負けないように、体調管理を怠らず、身体のリズムを整えながら生活していきましょう。




突然ですが、みなさんは「ざぶん」という言葉から何を想像しますか?

プール、海、それとも温泉?


私だったらこの「ラーメン屋」を想像しちゃいますね。


今回紹介するのは

冷たいものが食べたくなるこの夏ぴったりのラーメン屋、その名も

肉そば 鶏中華「ざぶん」
















肉そば 鶏中華専門店「ざぶん」です。

この店は「つったい」「あっつい」肉そば、鶏中華を提供しているお店で、北イオンの近くにあります。

「ざぶん」は前から気になっていたお店の一つで、いつか行ってみたいと思っていました。

さっそく紹介していきたいと思います。




大学から車で約16分程で到着。

従来のラーメン屋とは違った、まるでカフェのような外観をしています。
この可愛らしいのれんが目印ですね。

シンプルで特徴的なのれん




















可愛らしい看板




















手書きで描かれた看板もかなりおしゃれです。

なにやらそば茶プリンなるものがあるとのこと。これは気になりますね~

それでは、念願のラーメン屋にいざ潜入です。



中に入ってぐるっと店内を見渡すと

高い天井で開放的な空間になっていることが分かります。

和モダンな店内














アンティークな家具が空間とベストマッチ




















白を基調とし、座敷には長方形の畳である琉球畳が敷かれ、カウンター、テーブル、椅子などは木製で統一されていることから、落ち着いた和モダンの空間に仕上がっています。

とても居心地の良い空間です。

まるで実家のよう。

レジにはプリンとチャーシューが売られています




















ここは本当にラーメン屋さんなのかと思うぐらいオシャレです。




カウンターに座るとお品書きが置いてありました。

どれどれ・・・

メニュー1(表)
メニュー1(裏)そば、中華そばのお供にどうぞ
































このお品書き、とても見やすくていいですね~
商品説明もわかりやすく、しっかり写真も載せてある。グラフィックも「和」っぽくてかっこいい。

メニュー2(表)そば茶プリンは税込みで300円のようです
メニュー2(裏)そば茶プリンはお持ち帰りもできます































山形ならではの料理が豊富です。お店が出す「山形のだし」も是非食べてみたいですね。

本日は初めての来店という事もあり、そばor中華でとても迷いましたがつったい鶏中華(780円)を注文。

待っている間はそば茶を飲んでほっと一息。

丹波焼風の茶碗で飲むそば茶は格別です。

和。




















窓から見える庭の緑もとても奇麗で癒されます。

ずっとこの場所にいたい、そんなことを考えていたら

鶏中華(780円)




















到着

親鳥のチャーシューがずらーっと並び、あげ玉、三つ葉、きざみ海苔が乗っています。
見た目も優しい色どりで、黄金のスープが輝いています。

あとこのレンゲ、かなり好みです。欲しい。

では、さっそくいただきましょう

食べやすい中細麺




















スープは少し甘さを感じる和風醤油味になっていますね。

とっても優しい味付けになっています。

コクがあり、深みがあるスープはやみつきになります。

しかもこのスープ、冷たいので直ぐにどんぶりを持ち上げてでごくごく飲めてしまいます。ヤバい、どんぶりから手が離せない・・・

麺は中細でスープを絡め取り、優しいスープと麺の食感が口の中で広がり、するすると胃の中へ消えていきます。とても美味しい。

親鳥のチャーシューはコリコリ食感で噛めば噛むほど味が出てくる最高のお肉になっています。

また、あげ玉のサクサクの食感、三つ葉のしゃきしゃき感、きざみ海苔の風味も楽しみながら食べることができます。

家庭的な味で、どこか懐かしく、故郷に里帰りしたような不思議な感覚を味わいながら美味しくいただきました。

ですがまだごちそうさまではありません。

もう一つ頼んだものが到着しました。

そば茶プリン税込(300円)




















そば茶プリンです。

プリンといったら食後のデザートにもってこいの食べ物。いただきます。

食べた瞬間、黒蜜の香りが透き通り、きな粉の風味と黒蜜の甘み、そして柔らかい蕎麦茶の香りと上品な甘さが口の中に広がります。

毎日食べたい、そして叶うならバケツで食べてみたい・・・

とても美味しかったです。

ごちそうさまでした。




今回思ったのは

「蕎麦って凄い」

ってことです。

冷たくても、温かくても美味しく食べれるし、そば湯も汁と割ると美味しい、お茶も作れて終にはデザートにも変身してしまう、魔法の食べ物なんですね。

今回は鶏中華を食べましたが、次は是非とも肉そばを食べてみたいです。

いっぱいの幸福感と満足感をありがとうございました。




(文・写真 前田 大和)

店名:肉そば 鶏中華 ざぶん
住所:〒990-0813 山形県山形市桧町3丁目9−2
電話:023-600-4187
営業時間: 11時30分~15時00分
定休日:火曜



2019年7月20日土曜日

第70話 ふらっと、満足を求めて

梅雨の多湿と初夏の暑さが混在しているような季節。

気候がコロコロと変わり、少し過ごしづらい日々が続いていますね。




今回私が紹介するのは、芸工大の目の前に店を構える

『やきとり鶏藏』


開店前の時間に取材させてもらったため、お客さんはいらっしゃいません。



3階建ビルの1階























去年の7月末にオープンし、もうすぐ一周年になります。

ちなみに二階は焼肉屋さんになっており、一階と二階で系列店となっている。






実はこのお店、芸工大 建築・環境デザイン卒業生によるリノベーション物件です。


元は別の店であったが閉店し、

その後現在のやきとり鶏藏が店を出すことが決まる。


そして去年の四月あたりからリノベーションをし始めた。






店内は白い内壁と温かみのある木製のインテリア。




席は2人掛けから8人掛けまで
























深青のタイルがメニューの木板を映えさせる。




美味しい焼き串ばかり























また、お店正面にある窓はオープンするにあったて付けた窓である。

夜は店内から照明の明かりが漏れ、中の賑やかな様子がよく見えます。




正方形窓に日本酒瓶がズラリ

























これら全てリノベーションによるものです。


雰囲気が変わり、清潔感のある落ち着いた印象を与える。

ゆっくりとお酒を嗜みたい方やお話ししながら食事を楽しみたい方に

とてもオススメです。







そして同様に美味しいお料理が魅力です。



取材とは別日に食事をしたときの写真ですが、

焼き鳥のつくね・豚サガリ・鶏ハツ・砂肝

おすすめのもつ煮込みを注文しました。



焼きたてが一番です!
























どれも美味しく店長さんのこだわりを感じました。

他にもがっつり食べたい方には焼き鳥丼などの丼物、

お酒の肴に酢モツや揚げ銀杏などもあります。




癖になる味と居心地の良さはたまらない。

お手頃な値段がさらに満足感があります。

学校帰り、仕事終わりにふらっといかがですか?









(文・写真 長谷川ののか)

店名:鶏藏【けぇぞう】
電話:023-615-8344
住所:〒990−2421 山形市上桜田4−4−10 1F
営業時間:17:00〜23:00
定休日:月曜


2019年7月7日日曜日

第69話 二年目のパン屋さん

歯医者と聞くと「行きたくない」という人の方
が多いのではないでしょうか?

私事ではございますが、二年前から
親知らずのところの歯並びがよくなくてですね、、

そこがどうしても気になるので昔に通っていた
歯医者にひと月に一回のペースで今も通っております。


そんな歯医者の帰り道に

おや、、
新しめのお店発見
切妻のお家風のお店です。


茶色の車が目印














入ってみましょう。
店内はこんな感じ





食パンがインテリアみたい
 















 

かわいいクッション

















お酒の瓶ということは夜は、、
 















おしぼりに色がついてます




















お昼はランチ、午後はカフェ、夜はディナーをしてます。
今回は午後に行ったのでミルクコーヒーを飲んできました。





食べたかったです
























メニューを見させてもらったのですが昼に来るのが
良かったと後悔、、

また来週、伺ってみたいと思います。



また、何といってもここのお店の売りはパン




食パンの対面はお総菜パン


















いろんな種類が置いてありますが
午前中はもっと種類が多いそうです。



ダークチェリー















白桃














天童食パン


















フルーツデニッシュを二種類と食パンを買い
美味しくいただきました。


デニッシュの方は具の下にクリームチーズがあり、
フルーツとの相性がばっちりで、果実の酸っぱさと
チーズの甘さが程よくておいしいです。


食パンの方はというとお店では一番人気のパンで
「春よ恋」という国産の小麦を使用しています。
軽くトーストするとみ耳がサクサクでおいしいです。




 お店の方にお店ができた年を聞いてみると
ちょうど二年前にできたようで
とても新しいことがわかりました。


二年前というと、、私が歯医者に行き始めたころですね。
二年の月日は長いようで短いです。
刻々と変わりゆく街の変化は見ているようで見逃して
しまっていることの方が多い気がします。
それをきずかせてくれたお店でした。





(文・写真 蜂谷 要)

店名・「THE TENDO HOUSE」
電話・023-687-1412
住所・山形県天童市本町1丁目4−33
〒994-0034





















2019年6月18日火曜日

第68話 空きコマにて

ある日の授業の空きコマ。

友達とふらっとご飯を食べに行きました。
ISSE'S CAFE




















ここは、芸工大の近くにある『ISSE'S CAFE』。

住宅街にたたずむ、隠れ家的ダイニングバーです。

2013年創業で、平日は芸工大生がよく来ます。





お店の壁に木や窓のペイントが、桃色の壁には花の絵が飾られていました。
桃色の漆喰の壁に飾られた花の絵
















外壁に描かれた窓























席に着いた私たちは、さっそく料理を注文しました。

ここでは、無国籍創作料理と80種類以上のカクテルが楽しめます。
バーカウンター




















店長にお勧めを伺ったところ、ニンニクを使った料理や辛い物とのこと。

友達は「ナシゴレン」と「ガパオライス」を注文。

私は「ハニートースト」を注文。
「ナシゴレン ISSE'S風」
¥980


「ガパオライス」
¥980





















「ハニートースト」
¥860





















「ナシゴレン」はピリ辛で、「ガパオライス」はニンニクが効いていました。

「ハニートースト」は、パンにはちみつがしみ込んで、甘さがじわぁと溢れてきました。

どれもとても美味しかったです。




授業が終わった後や休みの日にふらっと行くのがお勧めです。

是非一度来店してみてください。



文・写真 芹澤菜月



住所:山形県山形市上桜田5-8-15
電話番号:023-634-4020
営業時間:am7:00~pm23:00
定休日:日曜日(月曜祝日の場合は営業)