2017年5月22日月曜日

第24話 駅前で山形の味を

ここ数日急に暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。


こう暑さが続くとなんだかさっぱりしたものを食べたくなるのではないでしょうか。

冷やしラーメン、冷やし肉そば、思いつくのは様々あります。


そんなことを考えながら駅前をふらついていると…


ありました。


と、いうことで冷やし肉そばを食べることにしました。

なんともレトロな外観から滲み出す美味しそうな雰囲気。




入口横のメニュー。どれを頼むか思わず迷ってしまいます




レトロ(?)な券売機


3席だけ外にカウンター席があり、折角だから夜風にあたりながら気持ちよく山形の夜を楽しもうということで外のカウンター席に着席。




しばらく待つと…


来ました。冷やし肉そばです。


早速食べてみると、蕎麦の歯ごたえと風味を邪魔しない調子のいいつゆ。

思わず箸が進んでしまいあっという間に完食。


駅前で涼みたい。これから始まる夏を楽しみたい。そんな方にオススメです。
(文章·写真:名和隆介)

2017年5月13日土曜日

第23話 山形に住むなら一度は。


天気のいい日に部屋でゴロゴロ。


よくある休日。何もせず部屋にいるなんてもったいない。
せっかくの山形なんだから自然を感じたい。
思い立ったら即行動!


…と言ってもどこに行こう。
そう思って周りを見渡すと目に飛び込んできたのは



そう、千歳山。


















調べてみると、千歳山は標高471.3mとそこまで標高が高いわけでもなく、気軽に登ることのできる山であり、山頂にある展望台からは山形市内を始め、蔵王連峰や月山なども眺めることができる。(Wikipediaより)

なるほど、行くしかない。山形に住んで4年目になりますが、登りたい登りたいと言っているだけで登っていなかったのでこれはチャンス。しかも初登山です。


登山口は以前この山形の楽しみ方ブログでも紹介した千歳山こんにゃく店さんのそばにあります。



さて、準備は万端。

















登り始めてまず驚いたのは鳥居の数。



いくつもの鳥居が続きます。
















登っても登っても鳥居。そこはまさに異空間。
不思議な場所に迷い込んだ感じです。
周りをキョロキョロしながら先へ進むと


神社が見えてきました。

















以外に登り始めてからすぐ着きました。
お参りをして、頂上を目指します。


山頂は神社を右へ。
















頂上って実は近いんじゃないだろうか。
そんなことを思ってしまった自分は馬鹿だということを後から思い知ります。


どんどん先へ進みます。
















そして、ふと横を見ると


開けたと思ったらいい眺め!

















山形市が一望できます。
結構登ったんだなと思いここでひと休憩。
水分補給は大切なので皆さんも登る際はこまめに水分を摂りましょう。
水分補給を終えて先へ進みます。


分かれ道。山頂はもうすぐ?
















ゴツゴツした岩が。

















やっと三合目。336m

















さて、やっと三合目まで到達しました。
この高さまで来ると思っていたより道が険しくなってきます。
ゴツゴツした岩も多くなり、山頂に近づいてきた雰囲気が…(まだまだ先は長いです)


岩、岩、岩。
















足元の岩も大きなものがゴロゴロ。

気軽に登ることができる山?
Wikipediaにはそう書いていましたが、初登山、しかも最近運動という運動をしていなかった私にとっては気軽ではないことが判明しました。

辛い。これは思っていたよりも辛い。下山してしまおうか。
そんな砕け散りそうな私の心を救ったのが、登山をしている方々とすれ違うたびに気持ちの良い挨拶です。

一人で登山を楽しむ方から、カップル、家族、お年寄り、外国人、様々な方とすれ違いましたが皆さん気持ちの良い挨拶をするのです。
ゆっくり登る私の横を軽快に進んで行くお年寄りや小さな子供たち。
諦めてはいけない。いや、負けてはいけない。
そう思い、一歩一歩前に進みます。

そう思った時ふと横を見ると


遠くの山まで見渡せます
















なんと素晴らしい景色!
緑と街と青空、普段は見ることのできない景色がそこにありました。
山頂からはもっと綺麗に見えるのでしょう。期待が高まります。


そしてやっと、


山頂!
















登り始めて約50分。到着です!
さて、待ちに待った山頂。
そこからの景色はというと、






あれ?




















木々が生い茂っていて景色が見えない。
予想しない出来事に一人で笑ってしましました。

それでは山頂には魅力がないのか…
そんなことはありません。
山頂には桜の木が多く見られました。
もう少し前に登っていればここは桜で絶景だったことでしょう。
そして山頂までに多くの人と気持ちの良い挨拶をかわしたことや、ここに来るまでにみた景色は家にいたら感じることができないものばかりでした。


初の山登りでしたが、わかったことは下山の方が辛いということ。
今度山登りをする際は、装備をしっかりとして体力をつけて挑もうと思いました。

皆さんも山形の山を体感するべく晴れた日は登山をしてみてはいかがですか?

※水分や服装などの装備をしっかりとし、ちゃんとした登山ルートを登って安全に楽しく登山をしましょう!
もちろん、他の登山者とすれ違った時は挨拶を忘れないようにしてくださいね。



【写真・文  佐藤大地】











2017年5月7日日曜日

第22話 お土産は地域の顔

みなさん、GWいかがお過ごしだったでしょうか。
今年は天気にも恵まれお出かけ日和だったように思います。


山形に遊びに来た人も
山形から友達や家族に会いに出かけた人も
知っておきたいこと



そう!お土産!!




お土産ってその土地の魅力を伝えるツールです。
山形ならではのものをもって帰ってほしい、、、



S-PAL山形お土産売り場



















そこで今回はたくさんのお土産の中から
オススメの1つをご紹介。








佐藤屋「乃し梅」



佐藤屋さんの「乃し梅」です!


聞きなれない「乃し梅」というお菓子、

江戸時代に山形城主の典医「小林玄瑞」が長崎に留学のおり、
中国人から伝授された秘伝の着付薬が起源なんだとか。

山形に梅のイメージはあまりありませんが、実は特産品!
それは特産物として有名な紅花から赤い染料を取るのに
梅の酸が使われていたから。

すごく納得、理にかなっているものです。



中はこんな感じ


村山産の完熟梅に砂糖と寒天だけを用いたシンプルさは
梅のおいしさを引き立てます。

元祖とされている佐藤屋さんの乃し梅は
1枚ずつ丁寧にガラス板に流して作られ、見た目の美しさにもこだわっています。

なんとも上品なお菓子ですね。




これぞ山形ならでは!!




他にもシャインマスカット大福、ふうき豆、だだっぱい、、、
など、まだまだおいしいお土産がたくさん。

ぜひ、いっぱい山形のおいしいを持ち帰って
山形を堪能してみてください!



【文・写真 杉山香織】


2017年4月30日日曜日

猫の見る景色

「ああ、猫になりたい」


猫になって
街の中を悠々と歩き、
狭い道や高い場所を奔放に跳び回り、
お気に入りの場所でお昼寝をして、

一日でもそんなふうに過ごしてみたいなと
思ったことはありませんか?

外で昼寝でもしたくなるような天気のいい日に
仕事や課題で部屋にこもっているような時には
そんな思いが強くなります。


そこで今回は、普段歩いている山形の街を
猫の目線で見てみようと思います。


晴れた青い空
















お祭りでしょうか
塀の上にのぼってみたり
散った桜もなんだか綺麗に見えます
猫にはこんな狭い場所も立派な通り道なのかも
どこだかわかりますか?
水の音が心地いい誰もいない場所。












疲れてベンチで休憩









日が暮れてきました

視点を変えてみると、
そこには普段とはちょっと違った風景が広がっていました。


山形の穏やかな町並み、猫になったつもりで
楽しんでみてはいかがでしょう。



(文・写真=芳賀耕介)

2017年4月12日水曜日

第20話 刺激を受けに行きませんか








4月に入り、新年度が始まりましたね。
つい最近入学したと思っていたのですが、時が経つのは早いものです。
東京では桜が咲き、SNSなどで多くの人が投稿しているのを見ると
山形の桜も早く咲いてほしいと願ってしまいます。
まだ少し寒い山形、体調を崩さないようにお過ごしくださいね。





今回、私がご紹介するのは現在「悠創館」で行われている
洋画コースの学生による『新四年生展』です。











『浮上する個性。』がテーマになっていて
個性あふれる作品が数多くあり、良い刺激になる展示会でした。






まず、正面玄関から入ってすぐ目を引くこの作品。
色合いが春らしく、綺麗な作品だと感じました。





【いっしょにくらそう】桶本理麗さん




















正面玄関に置かれた作品を見て左に曲がり、
階段を上ってまた左に曲がり…
仏様の作品が1番最初に目に入るのですが
その右隣の作品が個人的に刺激されるものでした。





【after】小林祐生さん

























未来の地球を想像させるような作品で、
ビルのように見える1本の線。
詳細に描かれた電信柱。
描き方が対極しているこのギャップ感。
近くでじっくり見てみないとわからない。
この表現方法にとても興味が沸きました。





続いて、いくつかの作品を眺めながら
再び気になる作品が…





【Anxiety】木明彩香さん


































洋画だからと言って、絵具だけの表現方法ではなく
陶器のようなものを貼り付けているのです。
これもまた遠くで見たら絵の一部で
何も感じないものかも知れませんが、
近くでその陶器の模様までもが
絵と調和しているのが素敵だと思いました。





他にも、糸で縫われた作品やネオン管を使ったものなど
自分が想像していた以上のものばかりでした。
どこか良い刺激を受けた気持ちになりました。
これで新年度良いスタートがきれそうです。





【carina】佐藤美依奈さん



















この展示会は16日の日曜日で終わってしまいますが、
天気の良い日に悠創の丘へ行き
山形市を眺めるのも良い刺激になるのではないのでしょうか。






もう少し暖かくなったら桜も見ごろを迎えることかと思います。
ぜひ、時間にゆとりがありましたら悠創の丘や悠創館にお立ち寄り下さい。




(文・写真 武山奈月)





住所:山形市上桜田366

電話:023-635-6031

展示期間:4月5日(水)~16日(日)

展示時間:9:00~17:00

入場料:無料

公式Twitter:twitter.com/tuad_23

公式instagram:http://instagram.com/tuad_oil23






2017年3月26日日曜日

第19話 手を出しにくい料理も..!

暖かくなってきたかな?って思ったら寒くなったり、
ぽかぽかした春の空気が待ち遠しい日々が続きます。

そんな中、私事ですが3月に20歳になりまして、
お酒解禁!ということで今回はお酒を飲みに街へ繰り出してみました。

今回行ったお店は「亜細庵 Syun」
外観はこちらです。






















このお店は元々服屋さんだった建物をリノベーションしたそうです。
外から入って来やすいお店を心がけたそう。

外にもテーブルがあり、夏になったら外でも飲んでみたい!




お店のイメージはエスニック。
いきなり本格的なアジア料理は手を出しにくいなという方が、
アジア料理を食べるきっかけになればいいな、という思いでお店をしているそうです。

























今回私が食べたお料理です。
ちなみに、おすすめは「小海老の生春巻き」だそう!

「お酒だけじゃなくお料理も楽しんでほしい」という思いで
お店を開いていて、どれも魅力的なお料理ばかりです。

ぜひ立ち寄ってみては?

(文・写真 小田島比奈子)


「亜細庵 Syun」

住所    山形県山形市七日町2-1-2 水口ビル1F
電話    070-5473-4599
営業時間 17:30-26:00 (L.O. 25:00)
定休日  月曜日


2017年3月14日火曜日

第18話 雪国の歴史を訪ねて


大雪のシーズンも過ぎ、
薄暗い室内に暖かな陽が差し込むようになりました。

みなさん、ずっと家の中に閉じこもっていませんか?
ちょっと遠出をしてみたい気がしているはず
そこで本日はここ“新庄市”を巡ってみましょう!



山形駅から奥羽本線で一時間ちょっと
改札を出ると新庄名物がお出迎え。

去年、ユネスコの無形文化遺産に登録された「新庄祭り」の山車














駅を出ると目の前に大きな木のモチーフのオブジェと
ガラス張りの駅の全貌が見ることができます。
大きいですね


きれいな駅です!














新庄については何の知識もない私は
まず、地域の情報を知るために
「新庄ふるさと歴史センター」を目指すことに。




道中の駅前通りでは、ご当地キャラクターの“かむてん”が
電柱から地元の昔話と共にまちをご案内!

神室山の天狗のキャラクター:かむてん
















よくみると、通りには点々と銅像が配置されていて
これらも地域のお伽話にちなんだもの。

「カワウソと狐」のカワウソどん

新庄弁「むがすとんとあったけど」訳)むかしむかしあるところに



























観光者が楽しく歩くことができる道!
そうこうしているうちに、すぐに目的地へと到着です。

新庄ふるさと歴史センター













入場料は大人300円。 
地下一階と地上二階建ての施設になっています。

一階には通常展示の城下町新庄の伝統工芸品や
郷土の偉人に関する資料が展示されていました。
冒頭でも紹介した新庄祭りの巨大な山車が奥に展示されています。
近くで見るとその精巧で手の込んだ造りに圧倒される…!
(残念ながら撮影はできませんでした。)




二階では毎年3月の雛祭りにちなんだ特別展
「ひなまつり展」が開催されていました。
700体ものひな人形が一同に展示されています。


地下の雪国民俗館に降りると、昭和初期に使われた日用品や
暮らしぶりの再現展示が所狭しと並べられており、驚くのは保管された展示品の量です! 

私が今まで見てきた資料館の中では、ダントツの種類と数を誇っていました。


かつて使用されたランプの数々














帰りには、本館入り口で見つけた「東山焼」のお土産を購入。
つるりとした表面に白釉や美しい青色のなまこ釉など

陶器マドラーが珍しい!土が赤いのも特徴的


雪の陰り色を表現した釉薬が使われているのが特徴です。
来客の時などに使うとオシャレ!


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次に私が向かった場所は「雪の里情報館」
新庄と言えば、雪!となるほど、新庄市は山形の中でも豪雪地なのです。


雪の里情報センター














この施設は積雪と冷害に苦しむ農民のために改革を起こした衆議院議員
「松岡俊三」の活動を中心に、
新庄市民と雪との共存を紐解きながら説明してくれます。

彼は雪国に合わせた住宅の研究や、民芸品、特に藁細工の活用に
関する方針を推奨し、建築家のル・コルビジェの弟子、
シャルロット・ぺリアンと言う女性デザイナーを招いて
直接指導を仰ぐなど、とても活動的な政治家だったそうです。

建築を学ぶ私たちにとっては、とても興味深い内容ですし
是非一般の方にも行ってみてほしいですね!




暖かさが帰ってくるこれからの季節
新庄ではたくさんのイベントが始まります!


なんだか気になるタイトルのパンフレット!!駅で入手可能














プチ旅行に行きたいなぁ、と感じたら

歴史の町、新庄市に足を運んでみてはいかがでしょう?


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<新庄ふるさと歴史センター>
住所   新庄市堀端町4-74
電話   0233-22-2188
開館時間 9:00~16:30
休館日  毎週火曜日・祝日の翌日
観覧料  大人:300
     高校生:100
     小・中学生:50

<雪の里情報館>
住所   新庄市石川町
電話   0233-22-7891
開館時間 9:00~17:00
休館日  毎週月曜日・年末年始
入場料  無料


(文・写真 鈴木千慧)