七日町を少し抜けたところに、凛とたたずむお店があります。
まめやさんです。
暖簾がとてもいい色 |
まめやさんは、冨貴豆(ふきまめ)を販売しています。
冨貴豆は山形発祥のエンドウ豆のお菓子。
100年の歴史を持つ伝統あるお菓子ですが、
なんと冨貴豆を生み出したのは、こちらのまめやさんなのです!!
現在は四代目の中村弘久さんが受け継ぎ、冨貴豆を作っています。
エンドウ豆の素材の味をそのまま活かし、
味付けは塩と砂糖だけしか使用していません。
代々受け継がれてきた、
ほのかな甘みの優しい味を作り出すには、
砂糖や塩、水加減、火加減、
全てが完璧でないといけません。
長年の経験の技があるからできることなのです。
また、実がほろほろと崩れてしまうところが冨貴豆の特徴の一つですが、
それは、エンドウ豆の種子の部分の薄皮を剥いて煮てあるためです。
薄皮を剥くのと剥かないのとでは、豆のホクホク感が違うのだとか。
その薄皮を剥く作業が、冨貴豆を作る工程で一番大変なのだそう。
まめやさんでは、それを全て手作業で行っています…!
人の手で丁寧に作られているのですね。
冨貴豆以外にも、店主が選んだ色とりどりのお菓子が店頭に並んでいます。
どれもおいしそうなものばかり。
お茶菓子を買い足す際にもぴったりのお店です。
お客さんなどから、戴いたものなのだそうです。
素敵です。
これから年末にかけて、お歳暮として冨貴豆を
注文される方が増えるそう。
みなさんも、山形のお土産やお礼の品として、
または、自分へのご褒美として、まめやの冨貴豆はいかがでしょうか。
(文・写真=伊藤早希)
『 元祖冨貴豆 まめや 』
営業時間 9:00〜18:00
定休日 木曜日(祝日は営業)
住所 山形市旅篭町1-5-11
TEL 023(623)0554
地方発送も承っております。
冨貴豆 |
冨貴豆が生まれたのは明治時代の後期。
初代店主は元々、髪結い床を営んでいました。
そこで、お茶請けとしてエンドウ豆を煮たものを出していたところ、
お客さんに好評で、売ることを勧められたのが
冨貴豆を売り出すきっかけだそうです。
ちなみに「冨貴豆」という名前は、
豆を蒸かす、ふく、ことから「ふき豆」となったのが由来。
それに、縁起がよい「冨」と「貴」をあてたのだそうです。
店内も落ち着いた雰囲気 |
エンドウ豆の素材の味をそのまま活かし、
味付けは塩と砂糖だけしか使用していません。
代々受け継がれてきた、
ほのかな甘みの優しい味を作り出すには、
砂糖や塩、水加減、火加減、
全てが完璧でないといけません。
長年の経験の技があるからできることなのです。
また、実がほろほろと崩れてしまうところが冨貴豆の特徴の一つですが、
それは、エンドウ豆の種子の部分の薄皮を剥いて煮てあるためです。
薄皮を剥くのと剥かないのとでは、豆のホクホク感が違うのだとか。
その薄皮を剥く作業が、冨貴豆を作る工程で一番大変なのだそう。
まめやさんでは、それを全て手作業で行っています…!
人の手で丁寧に作られているのですね。
たくさんのグラム数から選ぶことができます |
作った冨貴豆を入れておく箱 |
冨貴豆以外にも、店主が選んだ色とりどりのお菓子が店頭に並んでいます。
どれもおいしそうなものばかり。
お茶菓子を買い足す際にもぴったりのお店です。
店内を飾っている以下こちらの3つの品。
どれも数十年大切に飾っているもの!
何度か店舗が変わってきたようですが、
ずっと引き継がれてきたのですね。
素敵です。
戴いた当時は青い葉っぱだったそう。 今では綺麗な黄金色。 |
数十年前のものだとは思えないほど綺麗。 |
一番最初のお店の絵。当時描いて戴いたもの。 |
これから年末にかけて、お歳暮として冨貴豆を
注文される方が増えるそう。
みなさんも、山形のお土産やお礼の品として、
または、自分へのご褒美として、まめやの冨貴豆はいかがでしょうか。
(文・写真=伊藤早希)
『 元祖冨貴豆 まめや 』
営業時間 9:00〜18:00
定休日 木曜日(祝日は営業)
住所 山形市旅篭町1-5-11
TEL 023(623)0554
地方発送も承っております。