2017年5月28日日曜日

第25話 ずっと気になっていたところ

今週は寒い天気が続きましたね。
まだ夏は早いようです。

今回はずっと気になっていたこちらのお店に行ってきました。
















山形警察署の前にある、ろば珈琲。
車越しに見かけたことがある人もいるのでは?
















中に入ると数種類のコーヒー豆を売っていました。
カフェに来るというより、コーヒー豆を買いに来る人が多いようです。
















この日も豆を買いに来る人がいて、真剣に選んでいました。
















奥には小さなカフェスペースが。
私は、アイスカフェオレとチーズケーキを注文。
















大きなカウンターキッチンで作ってくれます。
















出てきたのはきれいな三角形のチーズケーキ!
しっとりとしたチーズケーキとカフェラテが合ってとても美味しかったです。

















また、入り口にはたくさんのコーヒーの麻袋が置いてありました。
どんどん豆を買っていくうちにこうなってしまったそう。
麻袋は一つ400円で売っているそうです。
インテリアに使いたい人、いかがですか?

落ち着いた雰囲気で、ゆっくりすることができます。
ぜひ足を運んで見て下さい。

(文・写真 長南秋穂)
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ろば珈琲
営業時間 10:00~19:00
定休日 月・火
住所 山形県山形市南原町1-27-24 山形警察署前
電話番号 023-673-9369


2017年5月22日月曜日

第24話 駅前で山形の味を

ここ数日急に暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。


こう暑さが続くとなんだかさっぱりしたものを食べたくなるのではないでしょうか。

冷やしラーメン、冷やし肉そば、思いつくのは様々あります。


そんなことを考えながら駅前をふらついていると…


ありました。


と、いうことで冷やし肉そばを食べることにしました。

なんともレトロな外観から滲み出す美味しそうな雰囲気。




入口横のメニュー。どれを頼むか思わず迷ってしまいます




レトロ(?)な券売機


3席だけ外にカウンター席があり、折角だから夜風にあたりながら気持ちよく山形の夜を楽しもうということで外のカウンター席に着席。




しばらく待つと…


来ました。冷やし肉そばです。


早速食べてみると、蕎麦の歯ごたえと風味を邪魔しない調子のいいつゆ。

思わず箸が進んでしまいあっという間に完食。


駅前で涼みたい。これから始まる夏を楽しみたい。そんな方にオススメです。
(文章·写真:名和隆介)

2017年5月13日土曜日

第23話 山形に住むなら一度は。


天気のいい日に部屋でゴロゴロ。


よくある休日。何もせず部屋にいるなんてもったいない。
せっかくの山形なんだから自然を感じたい。
思い立ったら即行動!


…と言ってもどこに行こう。
そう思って周りを見渡すと目に飛び込んできたのは



そう、千歳山。


















調べてみると、千歳山は標高471.3mとそこまで標高が高いわけでもなく、気軽に登ることのできる山であり、山頂にある展望台からは山形市内を始め、蔵王連峰や月山なども眺めることができる。(Wikipediaより)

なるほど、行くしかない。山形に住んで4年目になりますが、登りたい登りたいと言っているだけで登っていなかったのでこれはチャンス。しかも初登山です。


登山口は以前この山形の楽しみ方ブログでも紹介した千歳山こんにゃく店さんのそばにあります。



さて、準備は万端。

















登り始めてまず驚いたのは鳥居の数。



いくつもの鳥居が続きます。
















登っても登っても鳥居。そこはまさに異空間。
不思議な場所に迷い込んだ感じです。
周りをキョロキョロしながら先へ進むと


神社が見えてきました。

















以外に登り始めてからすぐ着きました。
お参りをして、頂上を目指します。


山頂は神社を右へ。
















頂上って実は近いんじゃないだろうか。
そんなことを思ってしまった自分は馬鹿だということを後から思い知ります。


どんどん先へ進みます。
















そして、ふと横を見ると


開けたと思ったらいい眺め!

















山形市が一望できます。
結構登ったんだなと思いここでひと休憩。
水分補給は大切なので皆さんも登る際はこまめに水分を摂りましょう。
水分補給を終えて先へ進みます。


分かれ道。山頂はもうすぐ?
















ゴツゴツした岩が。

















やっと三合目。336m

















さて、やっと三合目まで到達しました。
この高さまで来ると思っていたより道が険しくなってきます。
ゴツゴツした岩も多くなり、山頂に近づいてきた雰囲気が…(まだまだ先は長いです)


岩、岩、岩。
















足元の岩も大きなものがゴロゴロ。

気軽に登ることができる山?
Wikipediaにはそう書いていましたが、初登山、しかも最近運動という運動をしていなかった私にとっては気軽ではないことが判明しました。

辛い。これは思っていたよりも辛い。下山してしまおうか。
そんな砕け散りそうな私の心を救ったのが、登山をしている方々とすれ違うたびに気持ちの良い挨拶です。

一人で登山を楽しむ方から、カップル、家族、お年寄り、外国人、様々な方とすれ違いましたが皆さん気持ちの良い挨拶をするのです。
ゆっくり登る私の横を軽快に進んで行くお年寄りや小さな子供たち。
諦めてはいけない。いや、負けてはいけない。
そう思い、一歩一歩前に進みます。

そう思った時ふと横を見ると


遠くの山まで見渡せます
















なんと素晴らしい景色!
緑と街と青空、普段は見ることのできない景色がそこにありました。
山頂からはもっと綺麗に見えるのでしょう。期待が高まります。


そしてやっと、


山頂!
















登り始めて約50分。到着です!
さて、待ちに待った山頂。
そこからの景色はというと、






あれ?




















木々が生い茂っていて景色が見えない。
予想しない出来事に一人で笑ってしましました。

それでは山頂には魅力がないのか…
そんなことはありません。
山頂には桜の木が多く見られました。
もう少し前に登っていればここは桜で絶景だったことでしょう。
そして山頂までに多くの人と気持ちの良い挨拶をかわしたことや、ここに来るまでにみた景色は家にいたら感じることができないものばかりでした。


初の山登りでしたが、わかったことは下山の方が辛いということ。
今度山登りをする際は、装備をしっかりとして体力をつけて挑もうと思いました。

皆さんも山形の山を体感するべく晴れた日は登山をしてみてはいかがですか?

※水分や服装などの装備をしっかりとし、ちゃんとした登山ルートを登って安全に楽しく登山をしましょう!
もちろん、他の登山者とすれ違った時は挨拶を忘れないようにしてくださいね。



【写真・文  佐藤大地】











2017年5月7日日曜日

第22話 お土産は地域の顔

みなさん、GWいかがお過ごしだったでしょうか。
今年は天気にも恵まれお出かけ日和だったように思います。


山形に遊びに来た人も
山形から友達や家族に会いに出かけた人も
知っておきたいこと



そう!お土産!!




お土産ってその土地の魅力を伝えるツールです。
山形ならではのものをもって帰ってほしい、、、



S-PAL山形お土産売り場



















そこで今回はたくさんのお土産の中から
オススメの1つをご紹介。








佐藤屋「乃し梅」



佐藤屋さんの「乃し梅」です!


聞きなれない「乃し梅」というお菓子、

江戸時代に山形城主の典医「小林玄瑞」が長崎に留学のおり、
中国人から伝授された秘伝の着付薬が起源なんだとか。

山形に梅のイメージはあまりありませんが、実は特産品!
それは特産物として有名な紅花から赤い染料を取るのに
梅の酸が使われていたから。

すごく納得、理にかなっているものです。



中はこんな感じ


村山産の完熟梅に砂糖と寒天だけを用いたシンプルさは
梅のおいしさを引き立てます。

元祖とされている佐藤屋さんの乃し梅は
1枚ずつ丁寧にガラス板に流して作られ、見た目の美しさにもこだわっています。

なんとも上品なお菓子ですね。




これぞ山形ならでは!!




他にもシャインマスカット大福、ふうき豆、だだっぱい、、、
など、まだまだおいしいお土産がたくさん。

ぜひ、いっぱい山形のおいしいを持ち帰って
山形を堪能してみてください!



【文・写真 杉山香織】